これで時短!渋滞回避のテクニック

時短

このページでは忙しいあなたのために、少しでも早く移動できる渋滞回避のテクニックをご紹介します。

実際の交通ルールに従うことを前提とし、安全運転を行いましょう。

3車線道路のコツ

片側3車線道路は、どの車線を通ろうか迷いませんか?遅いクレーン車が前方にいる場合などを除き、基本的なリスクを洗い出しましょう。皆さんは早く帰りたいから早そうな右車線を走行してはいないでしょうか?3車線道路でもっともスムーズなのは実は中央車線なんです。

右車線のリスク
 右折車が右折レーンから溢れだし渋滞する。
 右折レーンが無い道路は、右折車がいるだけで渋滞する。
 右折矢印信号が無い場合、右折車が滞留し渋滞する。
 追い越したい車が割り込んでくる。
中央車線のリスク
 右車線、左車線が詰まった時に、割り込んでくる。
 車線変更の割り込みによる原則の回数が多い。
 車線減少がある場合、進みが悪い
左車線のリスク
 左折時に歩行者の横断待ちで渋滞する。
 店が多い場合は、出入りする車待ちで渋滞する
 駐車車両やバスの停留所により渋滞する

このことから、どっこいどっこいなのですが、皆さんが通行する環境、時間を見極めて、最適な車線を選択しましょう。毎日通る道であれば、その道の癖は注意して観察していればわかってきます。

基本的には中央車線が一番リスクが少なく、もし停滞していても右にも左にも逃げれます。リスク回避を考えるとお勧めは断然中央車線です。

通勤ラッシュ時は右折には時間がかかるので左折ルートを選択する

特に交通量の多い時間帯は、交差点右折には時間がかかります。右折信号が遭っても1回あたり右折できる台数は限られています。交通量が多いとその車が溜まっていきます。それに比べると左折は、歩行者横断の待ち時間があるものの歩行者が少ない交差点では右折に比べればスムーズに左折できますよね。なので目的地までのルートは右折ではなく左折の多いルートを選びましょう。

右折渋滞の回避

右折したい交差点が渋滞していたとします。対向車が多い時間帯は信号を5回待ってやっと曲がれたなどという経験はないでしょうか?右折が時間がかかるのであれば左折して迂回しましょう。

  その交差点を直進し次を左折、左折、左折すれば元の交差点に戻れます。そのまま直進すれば右折したことになります。 他にも手前を右折して回避する方法もありますが、先述した左折ルート選択の原則から言えば、下記の方法がリスクが少ないのです。

なお、交差点が右折車や左折者がほとんどで、直進先が工業地帯などで交通量が少ない場合は、Uターンが圧倒的に早い場合があります。

車線減少を把握する

毎日通っている道路であれば、どの道路が車線減少があるのかを把握しましょう。都心部へ行けば車線が広くなるというのは間違いです。多くの場合、都心に行くほど車線が減っていませんか?

下記3本の道路があるとします。あなたはどれを選択しますか?

①3車線から2車線へ減少する

②1車線だが途中から2車線になる

③3車線だが途中立体交差の箇所が2車線になる

正解は②です。直進する交通量が減らないのに車線が減少する道路は、必ずと言っていいほど渋滞が発生します。渋滞発生のきっかけは、車線合流による減速やブレーキです。

また1車線の道路は、2車線や3車線の道路に比べ、選択する人は少ないです。お勧めは、渋滞発生箇所の直前までは3車線道路を通行し、渋滞に差し掛かった時点で1車線の道路へ変更することです。

渋滞リスクの少ない道路を選択する

  • 沿線に小中学校はないか?(右左折渋滞が発生しやすい)
  • 乗降客の多い駅はないか?(右左折渋滞が発生しやすい)
  • 歩道橋のない歩行者の多い交差点はないか?(右左折渋滞が発生しやすい)
  • 右折信号の設定があるか?(右折渋滞が発生しやすい)
  • 違法駐車が少ないか?(車線変更渋滞が発生しやすい)
  • 高速道路に並走していないか?(高速が通行止めの際地獄を見る)

まとめ

いかがでしたか?渋滞の原因を考えることで、回避できる渋滞はたくさんあります。またたくさんの選択肢を持っておくことで、リカバリーも行えるようになります。長年トラックドライバーとして働いてきた経験で記事を書いています。地域差もありますので、ご参考程度にご覧いただければ幸いです。

なにより、時間に余裕を持って出発すれば、こんなこと考えなくてもいいですよね。皆さんの安全運転をお祈りいたします。

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